セルフイメージを高めて人生の目標達成のお手伝い　滋賀のライフサポート

人生を支配する潜在意識

一度は聞いたことがある方もおられると思いますが、人間の意識は大きく分けて 心理学でいわれるところの潜在意識と顕在意識の二つに分かれます。
補足をすれば潜在意識のさらに奥深くにスイスの精神科医であり心理学者のユング博士が提唱した集合意識と呼ばれるものがあり、最終的にはこの集合意識を理解し使いこなせることができれば上級者と言えますが、ここでは特に必要はありませんので割愛します。

顕在意識は意識全体の10％程度の領域であり、海面から突き出たわずかな頂である氷山の一角に例えられます。 顕在意識は私たちが目を覚まして活動しているときに働く意識であり、人と会話する 手足を動かす、仕事をする、買い物をする、何かを判断するなど意識的に物事を行う 時に働く意識といえます。

対して潜在意識は意識全体の９０％以上の領域を占めていて、血液の流れ、心臓をはじめとする臓器の働き、食物の消化吸収、排泄、 まばたきなど無意識の働きをつかさどり、24時間休みなく働いてくれています。
一方で少し厄介な働きとして人前に出ると顔が赤くなる、好きな異性の前では胸が ドキドキするなどの反応も潜在意識の働きといえます。

ここで注意して頂きたいことは、私たちが目的とするものは潜在意識の学問的知識を深めることではなく、潜在意識をどの様にコントロールし、また活用するかという事にフォーカスしています。知っているだけで理想の人生に変化できなければ意味がありませんので学問的なことは基本的な部分にとどめておきたいと思います。

この潜在意識の領域の中に無数のセルフイメージが存在し、これが私たちの行動を支配し 人生の方向までも決定づけるほどの力をもっています。

さらに重要な働きとして潜在意識はもう一人の自分ともいえるセルフイメージに従って 私たちを支配します。
例えばあなたの年収についてのセルフイメージが「自分は年収３００万がいいところ」で あったとしたらそれ以上稼ぐことは難しく、仮に何かの拍子で５００万が入ったとしても 差額の２００万はなぜか失うことになります。

このように潜在意識は帳尻合わせを厳格に行うためセルフイメージを超えるチャレンジを 試みようとすればあの手この手で妨害をしてきます。
気が乗らない、やる気が出ない、 行動しない言い訳が頭に浮かぶ、すぐに諦めてしまう等々で、これらは潜在意識がもつ 現状維持作用であり、心理学ではこれをホメオスタシスと呼びます。

ですからこの潜在意識の現状維持作用から解放され、逆に潜在意識を使いこなせることが できれば私たちの人生は１８０度好転させることができます。