人に認められたい、誉められたい、愛されたいという欲求は誰しもがもつ欲求です。 そして、この欲求を持ち続け、日々努力しているのがほとんどの人でもあります。
しかしながら、心が欠乏した状態からスタートして、このような欲求と努力を続けている間は 心が満たされることはなく達成と落胆の日々を繰り返すことになり、結果的に再び欠乏感に
苛まれることになります。
一方、自分を認め、自分を誉めることができ、自分を肯定し、自分を愛することができる人は 他人からの承認や称賛は自分にとってあまり意味がなく、必要でもありません。
このように聞くと自信過剰で自己中心的な人をイメージされるかもしれませんが、実はまったく逆で、 自分自身の内面が充足状態にある人は、他人を思いやる心が強く、物事を肯定的にとらえ、
常に自信にあふれた行動を起こすことができます。
人はそれぞれ違った思考回路を持っています。それがその人の個性を作っているわけです。 思考回路が造られるプロセスは幼少期から現在に至るまでに、家族、友人、恩師、さらに実体験や
メディア報道などによって、良くも悪くも影響を受けて構築されてしまった集大成と言えます。 自分が起こす行動は脳に組み込まれた思考回路によって決定されます。
思考回路は簡単に言えば考え方の癖です。この思考回路を組み替えない限り、ほとんどの場合、同じ行動と同じ結果が堂々巡りし、場合によっては自分が望まない方向に行ってしまいます。
逆に言えば、この思考回路を組み替えることで、無理をしなくても自然に自分が望む方向に 行動パターンが変わります。
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